整体とマッサージの違い
2016年01月18日 16時51分
整体とマッサージの違い
整体とマッサージに違いがあるのか疑問に思っている方も多いと思いますが、整体とマッサージにも施術方法に違いがあります。整体は体の歪みや骨格を正常の位置に戻すことで身体の不調や痛みを改善する施術ですが、マッサージは歪みや骨格ではなく、筋肉をほぐすことによってリンパや血液の流れをよくして痛みや不調を改善する施術です。
整体では痛みや不具合を感じる原因が骨の歪みにあると考えられていますので、その骨の歪みを正しい位置に戻すことによって身体に起こる不調を根本的に改善しようという考えです。
一方マッサージは、体をもんだり、押したり、さすったりすることで筋肉をほぐし、それによって痛みなどの症状を和らげようという考えの施術です。しかし、マッサージは根本的な治療にはなりませんので、一時的に症状は緩和しても時間が経つとまたもとの症状に戻ってしまうことが多いです。
さらに大きな違いは資格でしょう。整体師の資格は民間資格なのでスクールや通信講座を修了すれば比較的簡単に資格を取得することができるのですが、マッサージ師の資格は国家資格なのです。そのため、資格を取得するのはマッサージ師の方が難しいと言えるでしょう。整体師は資格がなくても整体師として働くことが出来るのですが、マッサージ師として働くのであれば必ず資格が必要になります。